さいしょのほうの死の宣告をされるところから泣いちゃって
それからは誰がなに云ってもかなしくなっちゃって
お母さんの言葉だとかお父さんの言葉だとか旦那の言葉だとか
恋人の言葉だとかもうひとりのアンの言葉だとか
いちいちしんみりとこころに沁みて映画のあいだじゅうめそめそしていた
一緒にみにいった妹は 『そこまで悲しくなかった 泣いたのはさいしょのとこくらい』 って云ってた
ところどころ笑える小ネタがあっておもしろかった
主人公のアンは死ぬまでにしたいことが山ほどあるひとだったのでうらやましく思った
わたしはもうなんにもなくなっちゃったっていうことがかなしかった