間宮兄弟

間宮兄弟

きもちわるい兄弟の物語だった
生理的にうけつけないかんじだ
読んでる途中で幾度か本を捨てかけた
図書館から借りている本なのでほんとうに捨てたりはしなかった
それでもがんばってさいごまで読んだら
ほんのすこしだけ好ましい兄弟のように思えなくもなかった
随所で 『うわっ きもっ』 とおもってしまったのだけれど
兄弟の仲良しぶりや暮らしぶりはなかなか素敵なのだった
まわりの女性たちの描写が興味深かった