チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

翻訳しているひとがたのしく訳しているようすがつたわってくる
黄金切符が当たったときのおじいちゃんのようすがおもしろかった
ウンパッパ・ルンパッパ人のうたう唄は上手に韻が踏んであって
ヒプホプを聴いているみたいで愉快だった
10ページに及ぶ訳者あとがきを読むと
以前出版された別のひとの翻訳(ISBN:4566010511)に不満を持っていたようすや
いかに工夫して登場人物の名前を翻訳したかがわかる
さきに映画をみちゃったので映画との違いもおもしろかった
本のほうはじつにあっさりした結末だった
映画のほうがチャーリーのこころの葛藤や家族の愛が描かれていてよかったとおもった