庭の桜、隣の犬

庭の桜、隣の犬

倦怠期をむかえた 30代夫婦の物語
けだるいというか かったるいおはなしだった
妻 房子が東京のあちこちを歩き回る場面は 描写が細やかで
なに銀行があるとか どんなビルがあるとか なに屋さんがあるとか
街のようすが 目に浮かんでくるようだったので
はたして実際その街が ほんとうにそんなようすなのか
この本を持って でかけてみたいような気分になった
映画やドラマになって 映像化されたらおもしろそう
さいごまで読んでみたものの どうもすっきりしなかった
夫婦ってわからんなあ というような感想
小説の冒頭で 房子がうたっている なぞの歌が おもしろい